そこで、更に
「感情」が「健康」に
どのように関係しているのか?の実験調査が、
世界でも類をみない規模で行われました。

とある町で
60年以上にわたって
全住民の健康データが
医学的に解析されている。

(→60年間の追跡調査は凄いですね!)

町の住民約900人に対して
「感情」についての調査を行いました。

調査は、国際的な
感情の認識、伝達に関する
特性の質問(アレキシサイミア)で、

「しばしば、どんな感情を自分が感じているのか分からなくなる」

「自分の内面には意識が向かない」

「自分の気持ちにピッタリ合った言葉を見つけるのが難しい」

など、

感情への気付きや伝達に関わる質問を
5段階で評価する20項目を行なった。

その調査結果で見えてきたことが、
『感情と慢性痛との関係』で、

(→おっ!面白くなってきましたねー)

自分の感情に気付くのが苦手な人ほど
慢性痛になりやすいことを発見しました。

つまり、
感情に気付くのが苦手な人は、
「内受容感覚」も低下しているため
身体内の小さな異変に気付くことができません。

(→当研究所でいう「感性」と「身体」が
一致していない「鈍い人」ですね。
これが、予想のほか、結構、多いのです)

そのため、
異変に気づいた時には
既に慢性化しているケースが多いのです。

(→当然ですよね!鈍いのだから)

調査に関わった九州大学の助教授によると
「胃腸の調子が悪いとか、
何か頭が重いとかいうのも、
先に身体が警告として予兆が出ている筈なのに
それに気付きにくいので、
それがかなり重症化した状態のときに
急に気付くことが多いのが特徴的な印象がある」という。

(→これって、何か身体が変だなぁ?と思って気が付いたら
「末期」だったって症例ですよね?「内受容感覚」が鈍いことは、
命取りになりかねないってことうを科学的に解明したって事ですよね!
素晴らしい!というか、当たり前だろっ!って言いたいのですが、
当研究所でやっていることが、如何に、
科学的であることが証明されたことでもあります。
当研究所が行なっていることに、やっと医学や科学が
追いついてきただけの話なので、
今更ながら、1ミリも驚くことでもありませんが、
巷の「聞く力」「考える力」が欠落した人間風情には、
『医学的』とか『科学的』とか、
狭い視野でまやかしの言葉が必要なのでしょうねー)

 

 

 

 

 

つづく…