コラム

身体の特性

盗みのテクニック⑫

追伸     今回は、「盗みのテクニック」 ということでしたが、 ウイルス由来の遺伝子が 他の生物に大きく影響を及ぼして 進化を遂げている現実が 一部証明された内容でした。 そうすると、 風邪を考えた …

盗みのテクニック⑪

何故?そんなことができるのか? キンメモドキの身体の構造を詳細に調べたり ゲノム解析などを駆使して、 この難題に挑んでいます。 (→やっぱり、分かっているようで まだ分かっていないようですね) こうした研究が進めば、 人 …

盗みのテクニック⑩

沖縄の海に生息する全長8cmほどの キンメモドキという魚がいます。 夜行性で浅瀬に棲む魚ですが、 実は、暗がりで自分のお腹の一部を 光らせることができます。 キンメモドキは、自分の身体を 淡く蒼い光を灯すことができる魚で …

盗みのテクニック⑨

チドリミドリガイの装置ごと盗むことは、 人間社会で考えるのであれば、 企業が、新しい事業をはじめようと考えた場合、 既にその事業で成功している会社を 買収した方が手っ取り早いのと同じです。 葉緑体を盗んでいる チドリミド …

盗みのテクニック⑧

チドリミドリガイは、 どんな遺伝子を盗んだのか?を 調べてみると、光合成に必要な遺伝子を 発見することはできませんでした。 そして、チドリミドリガイの 背中側を開いてみると、 鮮やかな緑色をしていました。 これは、細胞内 …

盗みのテクニック⑦

つづけて基礎生物学研究所によると、 『他の生物種のシステムで 動いていた遺伝子が 新しい生物種に移ってきて そのまま動くか?っていうと そう簡単ではなく、 新しいシステムの中で動くように 適応して変わらなければいけない。 …

盗みのテクニック⑥

同種の遺伝子の盗みは、 まだ解明されていない。 が、 魚に関していえば、 体外受精であるため 水中で卵が産み出されて 精子がかけられて受精するわけですが、 このとき、他の生物のDNAが混ざってしまう 可能性もあるという仮 …

盗みのテクニック④

そして、脳の自然免疫にも ウイルス由来の遺伝子が 関わっていることが分かりました。 (→ウイルス素晴らしいですね!) マウスの実験で、 脳に病原体を注入すると ウルス由来の遺伝子が欠損した脳では 注入した病原体に変化はあ …

盗みのテクニック③

では、何で? 哺乳類の祖先は、 ウイルスの遺伝子を 盗むことができたのか? 取り入れることができたのか? これが、 「盗みの技術」 「盗みのテクニック」に 繋がってくる訳ですが、 実は、今、見つかっている ウイルス由来の …

盗みのテクニック②

つづき マウスの実験で PEG10の働きを抑えた マウスの胎盤は小さく 栄養が十分に届かず 死んでしまいます。 胎盤の形成に欠かせないPEG10の中には、 ウイルスが持っている (自分の)構造を作るための遺伝子と 酵素を …

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