その結果、
様々な感情に
特徴的な身体の感覚や
体温変化がある
ことがわかった。

更に、これと同じ実験を
6〜17歳の300人余りの
子供たちに行ったところ

6歳では、
大人より単調な色分けになるが、
年齢が、8歳、10歳、14歳とあがるにつれて
色分けが細かく分かれてくる。

つまり成長につれて、
感情と身体の感覚が密接につがり
細やかに感じられるようになることが分かった。

年齢がだんだんと上がっていくと
感情がどんどん分化していくことを示すと共に、
「内受容感覚」を通して
身体の感覚をどう細かく感じているか?
ということが発達してくるということを示している。

しかし、
大人になっても内受容感覚や感情を
うまく感じ取れない状態の人もいる。

そういった人たちの身体の感覚を
感情別に色塗りしてみると…

全身真っ黒の真っ黒々助!
つまり、特に何も感じていないということになる。

こういう人たちは、
感じ取らなければならない感情を感じ取れない、
内受容感覚があまり敏感ではないひと
ということになるが、

(→言い方が優しいが、単なる鈍い人ということ)

後天的に、あとから(全身真っ黒の)
こういう何も感じない状態に
なってしまう場合がある。

後天的に内受容感覚が鈍くなってしまう人は、
様々な病によって引き起こされることが
分かってきている。

 

 

 

 

つづく…