最近では、脳の機能を守りながら
腫瘍を取り除く新しい手術が行われています。

患者を麻酔から目覚めさせて行う覚醒下手術。
直接、脳に電気刺激を与えながら
軽く身体を動かしてもらいながら
重要な機能に関わる神経の位置を特定していきます。

覚醒下手術の特徴は、
運動や言語などの機能を最大限温存しながら
脳腫瘍を切除していくのが特徴です。

しかし、
現実には、術後、
腫瘍も取り除けて、
運動機能も残って、
言語機能も残っても、
何故か?感情だけがうまく表現できずに、
社会復帰したにも関わらず、
仕事や職場で社会生活が送れないという患者が
結構、存在しているのです。

そこで、
感情を司る脳を残す手術法が
研究されるようになって、
脳と感情の関係が
注目されるようになってきたのです。

 

これが、
「感情の科学」につながっていく訳ですが、

(→言っておきますが、
全ての感情が判った訳ではありませんので、
妄信せずに見極めていきましょう)

 

注目したのは、
前頭葉と側頭葉の奥にある
島(とう)皮質

 

 

 

 

つづく…