個人データが流出することで、
自分が決めているような事も、
実は、集積された個人情報が先回りして、
企業が個人をコントロールしてしまう
社会になっている。

具体的に、
アメリカでは、
企業に就職を希望した人の集積された情報を
個人情報を扱うGAFA等から企業側が買って
「5年後、この人は弊社にはいない」
「会社の利益にならない人材だ」と
予測できた時点で面接すら
してもらえないという現象が起きている。

(→これが現状なんですね!
将来を集積した情報で決められてしまう。
才能や努力など関係なくなってしまう)

現に、「あなたにおすすめの商品はこれです!」と、
選んでもいないのに情報が提供されているのは、
情報が集積されて企業側が先回りして
個人を監視しているシステムなのです。

(→普通の感覚を持っていれば、怖いですねー。
でも、平和ボケは、きっと怖くないのでしょう)

これを、悪用すれば
選挙すらコントロールできるようになる。

このアメリカの例は、
企業側に個人情報を使う上での
ルールを付けなかった失敗例である。

しかし、

ヨーロッパは、
人権意識が非常に高い国が多いので、
GoogleやAppleやFacebookやAmazonに
個人情報を提供したけれども、

「その個人情報は、私達のものだ!」
という声が出てきて裁判になり、

「企業が持つ個人情報は、
本人の財産だから個人情報をどう使うかは
本人に決める権利がある」

という判決が出た。

ヨーロッパでは、
GAFAが集めた個人情報は、
ヨーロッパの中では、
勝手に使うことに
ブレーキをかけることがきた。

本人が、個人情報を削除することもできるし、
企業側は使い方をオープンにしなければいけなくなった。

企業に個人情報を勝手に使わないように
ルールをつけることができた。

自分の将来は、
自分が決められる社会になった。

これは、個人情報を扱う企業に
ルールを付けた成功例である。

 

 

では、

日本では?

どうなっているのか?

 

 

つづく…