翌日、店長から何も知らせはないが
時間を作って仔猫に会いにいく。

ゲージの中を覗き込むが
警戒心ゼロ!

「(オッ!また来たの?)」
くらいの顔をして私を見ている。

どうやら私を認知したようだ。

早速、店長が近寄ってきて

店長「今朝、初めて〝ギャ!”って鳴いたんです」

私「ほー」

店長「朝、ご飯欲しかったみたいで鳴いたみたい」

続けて

店長
「それと、この子ずっと下痢気味でユルかったんですけど
今朝、立派な一本糞したんです(笑)
すっごいビックリしちゃって…(笑)」

店長
「凄いですねー(笑)
お腹まで良くなっちゃいました!」

仔猫を覗き込みながら


「良かったねー
(おい!おい!それよりも女の口から一本糞は言うなよ!)
(こんな私の考えは古いんでしょうかね)」

私は、大した事はしていませんが、
仔猫のお腹が鳴ったのは感じ取れましたし、

お腹が整ったのは、
私の些細なキッカケを利用して子猫が
勝手に調整したのだと思いました。

そこには、
仔猫の「生きる欲求」と
動物としての「本能」を
感じずにはいられません。

私には、
こういった動物が持つ「本能の力」が
非常に魅力的に感じるのです。

 

 

 

つづく…