ご承知の通り
私は、武道をはじめて
30年以上が経ちます。
本当に早いものですねー (^^;;
種類に関わらず、
武道と名が付くからには
当然の如く「技」があります。
空手に関する「技」の定義は、
「スピード」と「パワー」を
兼ね備えて初めて「技」となる。
誰もが一度は耳にしたことがある
有名な流派の今は亡き創設者が
空手に重要なのは、
第一に、「パワー」
第二に、「スピード」
第三に、「技」
である。
と、名言?珍言?を残しました。
彼の多くの弟子達は、
この教えに沿った鍛錬を
忠実に今も行なっている?
のかもしれませんが、
お気付きかもしれませんが、
この三者は、比較対照するものではなく
「技」と言えるのは
一定のパワー(力強さ)と
一定のスピード(速さ)を
兼ね備えたレベルまで鍛錬されたものを
はじめて「技」と言えるのです。
しかし、ここで終わりではなく
「無意識」で反応できるレベルまで
昇華させたものを「技」と言えるのです。
「咄嗟の時に反応できる」=「技化」
「咄嗟の時」=「無意識」に
できるようになるには
相当の訓練が必要です。
この、「無意識にできる事」は
武道や空手に関係なく
皆さんも日常生活の中にも
「技化」された所作や振舞いが
たくさんありますね?
ね?
アレ?
気が付いて無い
のかな?
つづく…