つづき

 

数日後、電話が鳴った。

大工ではなく、
大五からだ(^○^)

腰を診てほしいという。
早速、その日の夜に、出掛けた。

玄関で奥さんが出迎えてくれる。
中国人の奥さんだ。
屋内に通され少し話をすると
吉林省出身のようで、
日本人に近い中国人と言った方が
分かりやすいかもしれない。

普段、我々が見かける
繁華街にいる
空気の読めない
デカい声を張り上げて
ガサツに喋って
バカ買い?爆買い?している
中国人とはちょっと違う。

立ち居振る舞いも静かで
日本人っぽい。

日本は、歴史的にも中国とは
色々な意味で関係が深い。
同じアジアだし、隣国だし、

ちょっと興味があったので、
もしかしたら中国にも
正座の文化があるのか?
と思い立ち聞いてみた。

そうしたら
「中国に正座の文化は無い」という。

最近の中国では、
ヨガのブーム?があるようで、
「日本の正座の文化は?知っていますか?」
と尋ねると、

「知らない。ヨガは知っている」
と返ってきた。

その答えを聞いて
ちょっと誇らしくなった。

やはり、
正座」は「日本独自の文化
であることを確信したからだ。

やはり、
日本伝統文化に正座が付いて回るのは
大変意味深いことであると嬉しく思った。

しかし、現代の日本人は
正座を悪いものだと
洗脳されている無能が多い。

本当に愚かな話だ。

 

 

 

 

 

 

つづく…