以前、コラムで
猫の保護活動を一緒に行なっている
72歳の格好イイお爺さんの話をした。

数字的には、
72歳のお爺さんだが、
背筋が伸びて若々しい方。
とてもその年齢には見えない。

その方、先日、
検査に引っ掛かったという。

それを聞いたとき、
イヤな予感がした…

そう言えばこの前、
カメラを飲むって
言っていた事を思い出した。

18年前にも
胃がんの手術を受けたらしい。
そして、弟も胃がんで亡くしている。

猫のボランティアで会うだけだが
やはり心配になる。

とても話しやすく
優しい感じで茶目っ気もある
格好イイ高齢者だが、
身体の話になると
話を聞いている気配がない。

右から左という感じを受ける。

背筋は伸びているが
試しに立ったままで腕を挙上させてみる。

やはり思った通り。

腕の上がりが悪く、硬いし
少々痛みが伴うようだ。

益々、イヤな予感がする

検査入院したついでに
病巣がみつかれば
恐らくその場で手術になる。

戻っては来られるであろうが
その後の雲行きが心配だ。

熱の力を利用する方法と
的を絞った体操を教えるが
恐らく、やらないであろう。

白衣を着ていれば
話を聞くのか?

聴診器を肩から下げていれば
話を聞くのか?

言えることは、
これも「要求が無いから」であろう。

これも、仕方がないから、
「いってらっしゃーい!」
と、送り出すしかない。

 

 

 

 

 

 

 

つづく…