「ツボの捉え方」には、
「角度」と「圧度」と「呼吸」があるのです。

これらが、読み解けて
はじめて手だけで身体を変える事ができる、
土俵に立てるのです。

前回、記した我々の「硬結」ですが、
これは、鍼灸や按摩の人は全く知りません。

鍼灸学校には、
この概念が無いので、
教えられません。

この硬結に対しては、
「何なのか?」と疑問を抱いた人が、
今まで2回?(2人?)
硬結のある場所を実際に切って
中を調べた人がいたようですが、
何も見つからなかったという現実があります。

この硬結は、常に出ているわけでは無く、
触り方によって、出たり隠れたりするのです。

我々は、この硬結の頭を「特殊な技術」を使って
捉えるのですが、

(この「特殊な技術」は
またの機会に、コラムに載せたいと思いますが…)

普段から、指先を含めた
全ての感覚を洗練しておかなければ、

身体を変化させるための
硬結を捉えることができないのです。

この「硬結」の捉え方は、

相手の「呼吸」
捉える「角度」
捉える「圧度」
これらを瞬時に行い、
尚且つ「特殊な技術」で捉えるのです。

また、いつも出ているとは限らない
「硬結」の出し方も会得しておかなければ、
「隠れ硬結」を捉える事が出来ません。

(なんだかゲームみたいですね…)

そんな要素もあるかもしれませんね(^^)

そんな我々が、指先の感覚を研ぎ澄ます訓練として
日常生活において、様々な事を行っています…

つづきは、次回…