再び、すみません…
またまた途中でしたね?

薬剤耐性菌が増殖する理由
理由②人から人へ

飛沫感染、接触感染、
耐性菌自体が人から人へ感染する。

薬剤耐性菌が増殖する理由
理由③自然の中に存在する

東京都内の河川を中心に51カ所検査したところ、
全ての地点で薬剤耐性菌を検出。

理由は、人の尿などに抗生物質の成分が混ざり、
下水で処理されないまま川へ流れている場合も考えられる。
そうすると自然界に存在する細菌と接触して
耐性菌が増殖している。

それと、食肉の飼育に抗生物質を使用することで
その排泄物から自然界に耐性菌が増殖してしまう。

感染すると致死率の高い
通称人喰いバクテリアといわれる
溶血性レンサ球菌が重症型する
劇症型溶血性レンサ球菌感染症も
突然変異型の耐性菌の一種と考えられる。

最近、話題なのが豚コレラですね。
拡散防止のために抗生物質を使用しますから
自然界の細菌と接触があることになり、
自然界における耐性菌は、
人間が作っていることになります。

これらを考えると、自然界にも
抗生物質の数だけ薬剤耐性菌がいる可能性がある。

このような事から、
薬剤耐性菌の問題は世界中で大きな課題になっている。
G20大阪サミットでは主要課題になった。

ここで、
外務省医務官として海外の医療現場を渡り歩く
関西福祉大学教授が、

「新しい抗生物質の開発が追いついていない!
近年は最新の抗生物質であっても
すぐ耐性を持った細菌が出現する状況。
細菌の進化が新薬の開発速度を上回っている」

(→ やっぱりねー!っていうより当たり前ですね。
私は、益々嬉しくなっちゃいますね!答えは最後に…)

 

 

つづく…