つづき…

夕方、自宅に戻ると
飼い猫のハナの様子がおかしいので
抱きかかえて、ご機嫌をとりながら
めーちゃんと会ってきた報告をするのです。

笑わないで下さい!

ウチの猫、かなり賢いので、
説明すると聞き分けが良くなる
傾向にあるのです。

ホントなんだってば…

他にも、
私がシャワーを浴びると
「私もブラッシングして綺麗にして!」
と、言っているかのように
浴室から出てきた私の足元で
必ず「ゴロン!」と横になったり、

トイレを済ませると
時間に関係無く、
「トイレ終わったから早く掃除してよ」
と言っているかのように、
鳴いて知らせたり、

ご飯が無い時は、
与えてくれるまで、
入れ物の前で座って
待ち続けたり、

私が食べるご飯の支度をしている時は、
「ちょっと待てて!」と、いうと
しばらく静かに待っています。

他には、
夜、寝る時間になって
ベットに行かないと、
「寝る時間だから早くベットに行くよ!」
と、催促しているように鳴きます。

ウチの猫は、通常は
話をすると聞き分けが良くなるのです。

しかし、この時ばかりは
少々違っていました。

私の顔を見ながら、
しばらく
「ミャーミャー」
鳴き続けていました。

そんなハナを横目に、
外猫にご飯を与えるため再び外出し、
明朝の早起きに備える事にしたのです。

寝る準備を整え
寝ようと思い寝床に向かう。
時計を見ると、22時近くであった。

何故か?突然、胸が息苦しくなり、
「(何だ?これ?)」
初めての感覚だった。

もしかして、めーちゃんの容態が…

やっぱり今夜が山かな?
と、頭をよぎる。

そんなミディアムとしての感覚に
身を任せながら
ハナと寝床についたのだ。

ヒモ好きなハナちゃん!

つづく…