日曜の早朝、三浦の市場に着いた。

毎週日曜日は、
所用で三浦に来ている。
(著書参照)

10年以上通っているので、
市場の生産者はほとんど顔見知りだ。

いつも通り、副部会長の
農家のケンちゃんのところへ1番に向かう。

まだ、販売開始の合図は鳴っておらず
客がごった返している中、
ケンちゃんの奥さんが私の顔を見るなり真顔で

「やっぱり出たよ!」と、
いきなり言い放った!

私「ん???」
屁でも出たのか?と思いきや

続けざまに「膀胱!」と言ってきたので、

私「え!再発したの?」

奥さん「そう!」

ケンちゃんは8年前に膀胱ガンを患っていた。
発見が早期であったため、
内視鏡による手術の後
抗がん剤で事なきを得ていた。

術後、5年を過ぎた頃、医者から
「もう検査はしなくていいです」
と、言われたが、本人の希望で、
半年に1回のペースで
検査を受けていたら、
5月の検査で引っかかったのだ。

今回も早期発見のようだが、
ここ最近の様子を色々と聞いていると、
何だか少々、様子がおかしい。

勘が働く。

今回も、内視鏡による手術で
事は足りるようだが、
気がかりである事には変わりはない。

本人は、「できやすい体質なのかもな?」
と、話しながらも、
その振る舞いが、
再発してしまった現実を
自分に言い聞かせているようにも見えた。

やはり90%の可能性があるとは言え
片手間で身体を変えるのは至難の業。

10%の医者に命を丸投げするなら
適当でもいいが、
命のやり取りをするとなると
そうはいかない。

当たり前と言えば、当たり前だ!

本人が、やる気を出して
取り組む姿勢が絶対条件である。

これから先、容態を見ながら、
親切がてら事細かに教えるのか?

それとも、
何も言わず、放っておくのか?
考え中である。

いずれにしろ、
本人のやる気が伴わなければ、
手を出しても無意味になる。

本人が持っている
「生きる要求」
「身体の可能性」
「持っている力」
を、如何に引き出すか?
これだけに尽きる。

何故なら、10%の科学や医学では
到底、踏み入ることが出来ない
90%の領域だからである。

皆さんなら
親しい身内が
重篤な病にかかった際、
どうされますか?

知らないフリして
医者に丸投げしますか?

非常に難しい問題です

追伸

また、ケン坊の容態は、
この場を借りて、
報告したいと思います

つづく…