30代女性
「朝起きたら、首が回らないんです!」
「最初は、右も左も向けなかったけど、今は少し左に向けます」
「多分、寝違えだと思います」

私「無理しないで痛くない程度で、今の現状を観せて下さい」

立った状態で、首をゆっくり上下左右
に動かしてもらいました。

これから、身体に手を入れていく中で
事前に動かして確認しておいた方が、
その後の変化がよく分かるからです。

「良くなった!」と
変化に気が付くと
回復が早くなるのです。


「ありがとういございます。
今の現状を良く覚えておいて下さいね」

女性「はい!」

私「それでは、最初は身体に触れないで変化させていきます」

女性「そんな事できるのですか?」

私「はい!ちょっとやってみましょう」

女性「はい!」

私「こちらに立って私の真似をして下さい」

女性「はい!」


「こうやって…省略…次に、こうやって…省略…」
「それでは、最初にやった動きをやって確認してみましょう」

女性
「あー右向ける!あー左も向ける!」
「上はまだ違和感があるけど、さっきより良いです」

私「良かったですね!まだ、身体触っていませんかね!」

女性「すごい!そうですねー!」

私「では、触って確認させて下さい」

女性「お願いします」


「お腹を観せて下さいね…」
「…省略…これ痛いですね?」

女性「イタタ!何で?そこ痛いんですか?」

私「首の影響ですね!」
と、言いながら側腹を捉える。

女性「うぅぅ痛ーい!」


「すぐ終わりますから…」
「……はい!次は、うつ伏せお願いします」

省略

「背中側は、(右)これ!ここ…反対側の左はこれ!」
「右と左、違いますね?」
「わかりますか?」

女性「はい!わかります」

背中とはいえ、
集中させて、気を集めて、
右と左の違いを感じてもらいます。
相手の気を高めることで
身体がよく変化するのです。

つづく…