70代男性としておきます。
車椅子の方なのですが、
この方、普段から
「風邪を引かない」というのです。
私達(当研究所)の視点からすると、
「風邪も引けない」身体ということになるのですが、
しかし、先日、
気温と湿度の乱高下があった際に
珍しく風邪を引いたという。
湿度の関係から、
弱くエアコンをかけていたようですが、
悪寒を感じて長袖を着たとのこと。
熱も、普段、出ない人が、
37℃少々、出たらしい。
それを聞いて、早速、
身体がどのように変化したのかを
チェックしてみると、
ここのところ、よく変化していた
右腕の上り具合が、更に良くなっていて、
また、右腕に比べて
普段から上がりが悪い左腕もまた
よく上がるようになっていたのです。
これは、私がチェックしながら
本人もその違いを実感されていました。
他にも、熱を出したことで、
変化している箇所が
たくさん見受けられたのです。
よく風邪を引く人にとって
37℃なんか騒ぐ程でもない!と
思うかもしれませんが、
普段、風邪や熱を出さない人が
少し体温が上がっただけでも
身体は大きく変化するのです。
これは、正しく
「破壊無くして建設無し」ですね。
しかし、熱や風邪が身体に悪いと
思い込んでいる人は、
人為的にこの大事な働きを止めてしまいます。
もったいない!ですねー
知らぬ!とは怖いことです。
次の臨床例に、5歳男の子です。
少々、発達障害のある男の子なのですが
この子が、湿度に弱い身体をしているので、
事あるごとによく熱を出して、耳が痛くなるのです。
湿度=耳は、関係が深く、
中耳炎を良くやるそうです。
この家族は、身体と向き合うことに
非常に熱心な家族で、
身体に異常をきたしたときは、
病院で検査を受け、異常が無ければ
自力で治す理想的な家族です。
気温と湿度が乱高下した同じ時期に
この子も、熱を出して、耳が痛くて
ご機嫌が悪かったそうです。
男の子の障害は、
普段から会話が成立しない子で
話しかけても、うつむいたまま
上手く返事ができず、
一方的な会話で終わってしまうのです。
ところが、繰り返し熱を出し、自力で乗り切る事で
話しかけると返事ができるようになり、
受け答えができるようになり、
会話が成立するのです。
明らかに、コミュニケーション能力が
少しづつ発達している事が、
近くにいる人間には良くわかるそうです。
この子のお婆ちゃんが、
それを、教えてくれました。
お婆ちゃん
「あの子は、熱を出すたびに発達するのよ!」
「それが、面白い!」
と、言います。
発達障害でお悩みのお母さん!
熱は出した方がイイですよ!
高々、解明率10%未満の医学では計り知れない
身体の働きが、医者も知らない効果を
もたらしている現実が多々あるのです。
これ?何ですか?
これも、正しく
「破壊無くして建設無し」ですね。
詳細は、著書参照!
風評に流されて
「ボー」っと生きてんじゃねーぞ!