つづき

よく職質を受ける私が
怪しまれないように、
落し物?忘れ物?であろう
高級ブランドっぽい、小バックを
誰からでも見えるように、右手に持って
少し離れたサービスカウンターに向かったのです。

この見た目によらず、
サービスカウンターまで不審がられず
無事に辿り着いた私は、担当の女性に、
小バックが置いてあった袋詰めのテーブルを指差し

私「忘れ物みたいです。あそこに置いてありました」

担当「ありがとうございます。バックですかね?」

と、言いながら、
重厚な小バックを受け取った担当は、
いきなりファスナーを開けだして
中身を確認し始めたのです。

「(あらっ?勝手に空けて?いいの?)」

見かけによらず小心な私は、少し驚いて
その所業を見守っていた。

担当の手元を注目していると、
その中身が見てうかがえた。


「(カードもいっぱい入っているし、免許も入っているし、
お金以外の大事な物も入っているようだ…)」

担当
「警察に届けますので、
持ち主が出てこなかった場合の
権利についてどうしますか?」


「要りません。免許も入っているし、
大事な物もたくさん入っていると思うので、
私が見つけたばかりだから、持ち主が直ぐ取りに来ると思いますよ。」

担当「そうですね…」

私「持ち主が取りに来たら、伝言だけ…」

担当「はい!」


「困っている人がいたら手助けしてあげて下さい!」

担当「わかりました!」

優しさの連鎖!
大事ですよね…

しかし、数日前にも、泥だらけの爺さん拾ったと思ったら、
今度は、ブランド物の小バックを拾うわ…
爺さん拾った近くでアイポット(音楽聴くやつ)も拾ったし…
(もちろん警察に届けてあげました)
最近、よく拾い物をしますなぁ〜

追伸

近くのサミットだから
また、どうなったか?聞いてみよう

新展開がありましたら、また報告いたします