今年は、日照不足で曇りや雨の日が多い。
7月中旬だっていうのに、
気温が乱高下して、湿度が高い。
肌にまとわり付くような空気である。

この時期は、
まとわり付くような空気の影響から
呼吸器に大きな負担をかける。

お年寄りで、
肺や心臓に水が溜まって
咳が止まらず入院する人が身近に見受けられる。

ボランティア活動をしている
前回(2ヶ月前)の猫の会での集まりで、
指を差されただけで激怒した女の人がいた。

この人のお父さんが、
肺に水が溜まり、
咳が止まらず
大きな病院に入院したそうだ。

本人は、水が飲みたくて仕方がないというが、

医者から
「水をあげたら死ぬから与えるな!」
と、言われたらしい。

身体の要求から考えた場合、
このような状況での身体からの要求は
非常に意味が大きいと考えられる。

でも、その女の人(娘)は、
水を与えると凄く咳が出るし、
「医者にも与えると死ぬ」と言われたから
与えられないという。

おまけに、このお父さん
「寿司が喰いたい!」と言うらしい。

それを聞いた私は、
「身体の要求に従って与えたらどうですか?」
と言うと、

娘(猫の会の女の人)
「だって医者がダメだ!って言ってるし…」


「喰いたい物喰って、飲みたい物飲んで、死ぬなら本望じゃない?
我慢して死んでいく方が後悔が残ると思うけど…」

娘(女の人)
「……(不機嫌そうな、怪訝そうな顔で沈黙)」

そして、
今月の猫の会の集まりの際、
この女の人は、欠席して来なかったが…
他の会員から、お父さんが亡くなったみたい
と、知らされたのだ。

これを聞いた時、
医者の「何も与えるな!」という
指示を守って亡くなったことを察した。

身体全体の解明率が10%の医学では
肺や心臓に水が溜まった際は、
医者は、「水(物)を与えると死ぬ」と言うが、

現実は逆で、

与えた場合→助かる(生き返る)
与えない場合→死ぬ

という現実を、私は、他のいくつかの
臨床例から知っていたのだ。

つづく…