97歳女性は、
住み慣れた辺鄙な場所で、
1人暮らしをされていました。
隣の家まで歩いて5分もかかる
過疎地ですから、
都会のように、
石を投げれば医者に当たる!ような環境とは
ほど遠い環境にありました。
そのため、
検診なんかは「いつ行ったのか?」
分からないくらい、医者とは縁遠い生活。
これが功を奏して
入院して2週間でこの世を去る
好機に恵まれたのです。
これが、都会のように
医者が沢山いる環境であれば
事あるごとに医者に赴き
亡くなる間際まで
家庭菜園はできなかったであろうし、
仮に、脳腫瘍が早期に発見されていて
手術をしたとしても
その後はどうなっていたであろうか?
術後、
直ぐ歩くことができれば良いが、
一歩間違えれば、
寝ている時間が多くなり、
高齢だけに
足腰は直ぐに弱り、
そのまま痴呆になって
最後は寝たきりになって、
何年もそんな状態が
続いた可能性も無いとは言えない。
早期発見の手術が、
本人にとっても、
家族にとっても
本当に良いことになるのか?
疑問が山積である。
これと、同じ事を、
孫娘に伝えてみると、
つづく…