娘宅で、
施設に移動する朝のこと、
娘が母親(97歳女性)に声をかけると
97歳女性
「私を殺す気か?変なところに
私を入れようとして!」
娘
「???(アレ?何か、様子が変だなぁ?)」
身体を動かそうともせず
見せたことのない悪態をつく母に、
奇妙に思ったが、
なだめるように
朝食の支度ができた旨を伝えると
母は卓につき、
朝ごはんを食べると
変な態度も少し落ち着いて、
いつもの母(お婆ちゃん)に
戻ったように思えた。
娘は、母(97歳女性)の
態度の変わりようが気になり
落ち着きを取り戻した隙を見て
施設に向かう前に
病院に連れて行くことを決断。
普段、医者に行きたがらない母は、
医者を前にすると、悪態を再開させ、
施設に入れようとする娘の悪口を
医師に羅列しはじめたそうです。
そんな中、
医者の
「調子が悪いところはないですか?」
の質問に、
以前から主張していた
腕の痺れや
手の痺れを
同じように訴えていたという。
「それでは、レントゲンでも…」
という流れになり、
医者が、出来上がってきた
レントゲンを見るなり、
医者「ん?おや?」
という見立てから、
詳しく検査をする流れになった。
結果は、
3個の脳腫瘍が見つかり、
その処置をどうするのか?
早々に家族会議になったそうです。
その結果、
年齢が年齢だけに
そのままにする事になったそうです。
つづく…