天井方向に背中が凸した状態で
ハイハイする子供はいません。

必ず、床方向にお腹が凸して
お尻があがって、
腕で首を持ち上げて
肩甲骨を内に入れながら
背中を弓なりにさせて
首や後頭骨に力が集まるように
ハイハイをします。

これで、二足歩行をする準備に入り
二足歩行になった途端に
更に大脳や頭が発達し
言葉を覚えるように
人間の身体は作られているのです。

物につかまりながら
伝え歩きを覚えて
二足歩行ができるようになってくると、

このときも、
必ず、お尻がプリッと上に向いて、
正座のメカニズムになっているのです。

これは、絶対です。

腰が落ちた子供は立てないし歩けません。
身体の中心に力が集まらないと立てないのです。

腰がプリッと上がるから
二本足で立つことができて、
大脳と関係が深い足の親指(拇指)に
力が入るようになってきて、
脳との連携が更に濃くなり
言葉を覚えていくのです。

ここまでは、遅かれ早かれ
大抵の子供は経過してゆきます。

子供の成長は、
ここからが本題です。

小学校に上がって
勉強ができるか?否か?は
この後の親の子育てにかかってきます。

親は、字が書けるようにすることや
計算ができるようにすることだけを
考えますが、実は、その前に、
大事な下地を作らなければなりません。

この下地ができている子供は
小学校の高学年になっても
学校に行けている筈なのです。

 

 

 

つづく…