ある能力とは、

「内受容感覚」と「人の社会性」、

つまり
『他人の感情を感じ取る能力』
に関係してくるのです。

実験では、
被験者が感じ取れた心拍数と
実際の心拍数の誤差を計算する実験を行います。

このテストを何度か繰り返し
「内需容感覚の正確さ」を推定する。

次に、
「社会性の関わる共感力」を調べます。

被験者は、モニターだけを見て、
モニターに映し出される
他人の表情への自然の反応を調べます。

これは、他人の感情への
共感しやすさを測定します。

モニターに出てくる人の笑顔につられ
自然と口角があがる人は「共感性が高い」と評価され、

また、
モニターに出てくる人が
目線を逸らしている時は反応せず、
目線を合わしている時だけ微笑むと
「社会性が高い」と評価される。

その結果、
「内受容感覚」が正確な人ほど
目が合ったときに、
相手の笑顔につられる
共感しやすい人と評価された。

共感とは、
自分の身体で相手の痛みや悲しみを
シュミレーションすることで
相手の感情を感じとるものと
考えられている。

そのため、
自分の身体の中の感覚を
正しく認識すること
(内受容感覚が正確なこと)が、
社会性を築く上で欠かせないと考えられる訳です。

 

つまり、

 

 

 

 

つづく…