つづき

古い時代の話になりますが、
昭和の部活動では、
灼熱の真夏でも
水を口にすることさえ
許されなかった。

昭和のスポ根が「正しい」
という訳ではありません。

みんな先輩に隠れて水を飲んでいたものの
飲みたい時に水を飲まなくても
身体に余裕があったから
今のように水分をダラダラ飲まなくても
熱中症にはならなかった。

身体内に水分を維持し
蓄えておくことができたからだ。

昔は、それだけ身体に
余裕があって
幅があって
丈夫だったということ。

それと、昔は、気温が
体温を超えるようなことは無かった。

現代は、身体が要求していないのに
「チビチビ飲まないとダメ!」だという。
体温超えの猛暑になってくると
その方が無難なのかもしれません。

「水分を摂らないと熱中症になる!」と
無意識に自己暗示をかけて
『内受容感覚』を鈍くしたり
身体を弱くするのは少し行き過ぎのような気もする。

この『内受容感覚』は
鈍くすると生き死に関わるということが
やっと医学、科学で、
極々一部だが分かってきた。
(別コラムにて)

メディアに踊らされた結果、
過剰に反応することにより
もともと身体に備わっていた「余力や幅」が
麻痺して生きずらい身体を
自分で作り上げていくのは
少々問題があるように思う。

これからの時代は
身体に幅がある方が、
余裕がある方が、
楽に生きていける。

そんなのは当たり前である。

話を戻すが、
1番の熱中症対策は?

分かっただろうか?

 

 

 

 

 

つづく…