「ついで」で身体を診た田舎っぺ大将女は、
婦人科に癌ができたといっても
乳癌の方でした。

彼女の身体を観たときは、
お腹しか触っていないので
上半身には触れていない。

しかし、力が外に流れている
身体であることを考えれば、
乳癌ができても不思議ではない。

だが、私が指摘したのは
お腹の婦人科系の大病である。

それを考えると、
お腹の婦人科系に
注意が必要になるのだが、

今まで記した通り、
話を聞けない人に助言しても無駄なので
そこには一切触れる事はなかった。

そこは、本人の問題なので
私が教えることではないし、
教えてあげたいとも思わなかった。

 

話は変わり、
北の大地に暮らす母親の話になり、
老後は一緒に住むために
マンション購入を考えているらしい。

母親は、脚が悪いので、
一軒家は、階段が不便なため
マンションを考えているとの事。

この日も来る前に
不動産屋と物件を内覧していたらしい。

「どんな物件見てきたの?」
と聞かれると

大ちゃん女「10階のね…」

それを聞いたときに
「(へっ!)」と
思った。

エレベーターは付いているけど、
母親が脚が悪いのに、
10階に住むのかい?と、
疑問に思うのは私だけでしょうか?

停電もあるし、地震もあるし、
豪雨災害も無いとは言えないし、
何かの理由でエレベーターが使えなくなったら
どうするのか?

エレベーターがあれば
大丈夫だと思っているのでしょう。

身体や命の現場において
「ついで」を持ち出す人間の感性は
ちょっと違う感じがしました。

横で、話を聞いていると
外国人の異性の話は出てくるが、
日本人の異性の話は出てこない。

日本人の男は、
こういうタイプの女性は
相手にしないわなぁ〜としみじみ感じた。

それで、マーケットを広げて
韓国語だのロシア語だの英語だの
話せるのか〜と
妙に納得し、

世の中、
上手く出来てるなぁーと
実感しました。

 

おわり

 

 

追伸
「田舎っぺ大将女」なんて酷いこと言っている!
と思うかもしれませんが、

そう言うヤツほど

見たら絶対に笑いますね!

カナダ人の日本人奥さんも
「そんな事言わないの!」
と口では言いながら、
ゲラゲラ笑ってるからね。

間違いなく
女性の方が、
残酷です。