今日は、言葉使いについてです。

私自身、偉そうに、言葉使いを指摘できるような
人間ではありませんが…

そんな私でも、
イエローカード?
レッドカード?
を出したくなってしまう状況に
出くわした事がありました。

当時、4歳の男の子が暮らす家に
所要で訪問していた時のことです。

私が行くときは、祖母も同席されていて
息子、母親、祖母の3人とお会いする機会が殆どでした。

母親が男の子と遊ぶ際に、
アンパンマンのセリフを使い
玩具で遊んでいる風景を良く目にしていたのです。

そうです!
お決まりの

「アーンパーンチ!」

遊んでいる子供は、
これを聞くとケタケタと
笑っていました。

子供の笑顔で更に演技に熱が入る母親。

続けざまに、
「やったなぁー!」
「負けるもんかー!」
「殺しちゃえー!」

(?????????)

「アーンパーンチ!」
「アーンキーック!」
「まだまだー!殺しちゃえー!」

(?????????ちょ待て!ちょ待て!)

普通の大人であれば言葉の重要性は
ご理解頂けると思います。

4歳の多感な子供に
「殺しちゃえー!」は
遊んでいる時とは言え、使用厳禁です。

だいたい、アンパンマン
言わねーし…

言葉の意味も
良くねーし…

もう少し
考えた方がイイんじゃねー⤴︎!

と、思ったのですが、
訪問者であるため、気の弱い私は、
指摘する事ができず、
子供の将来に悪影響が出なければイイなぁ〜!
と、思っていました。

日本は、島国の影響からなのか?
常に、視線が外国に向きがちです。

そうです。

「海外かぶれ」が多いのです。
英語も大事ですが、その前に
母国語を大事にしてほしいと
思う事が多々あります。

英語が話せても、
アイデンティティ(主体性)が無ければ、
自己確立が難しいと思うのです。

この考えは、身体に主体性が無いと
物に頼るケースと同じなのです。
(枕が問題なのでは無く、自分の身体が問題という事)

その結果、問題がすり替えられて
詐欺師に狙われる訳です。

「日本語を大事にする事」
これは、勉強ができなくても
将来、間違いなく役に立ちます。

アイデンティティを持って言葉を使う人の
身体や人生においても、
必ず良い結果をもたらすと考えられるからです。

日本語がキレイに使える人は、
社会に出たら、
先輩や上司から好感を抱かれるのは
当たり前です。

先ずは、子供の言葉使いを注意する前に、
親は、自分の日頃の言葉使いに気を配るべきです。

誰ですか?
「注意」を子供に向けたのは?

アイデンティティ(主体性)は、先ずは、自分からです。

アイデンティティを持つ事が、
日本語を大事にする事につながり、
家庭から一歩外に出た社会でも、好感を持たれ、
結果、生きやすい社会を自分で作る事になるのです。
こういう人が、外国に出て行くと大きくなれるのです。

つまり、アイデンティティが、身体を大事にするように、
結果、自分を大事にする事につながり、
自分を大事にする事が、
周囲を大事にする事にもつながるのです。

問題をすり替えないように、

先ずは、自分や自分の身体に
ファーカス(注目)しましょう。

お間違いなく…

アディオース!