夜、帰宅して
食事の支度をする。

夏場は、なるべく火は使わない。

主な理由は、
エアコンで冷やした空気を
火を使って台無しに
したくないからである。

夏場は、火を使わず、主に、
トースターやレンジなどの
電気機器を使って調理をする。

トースターで温めながら
レンジで茹でながら、
サーキュレータを回して
LEDの電気をつけて

電気機器に仕込んだ食材が
出来上がるまでの短い時間で
シャワーを浴びるように
段取りをする。

直火にかけ風呂に入ると
危険が伴うが、

電気機器は、調理時間を
とてつもなく間違えなければ、
特段な危険が伴わないのが美点。

夏場の沐浴は、
水で済ますようにしている。

水道から出てくる水は、
わざわざ、ガスで沸かして
使うような温度では無い。

特に、都会の水道水は、
太陽で熱せられた灼熱のアスファルトが
水道管を暖めて、水をぬるくしてくれるので、
私感覚では、湯沸かしは不要である。

余談になるが、そんな理由から
夏場にガス代を払った事がない。
その分を電気代に補充している。

風呂場に移り、
目を閉じて頭から水を浴びていると
視界が真っ暗になったのを感じた。

目を閉じているのに
真っ暗になった?

はて?

電球でも切れたか?と思い
頭から温水をかぶりながら
薄目を開けて
辺りから入ってくる情報を
確認する。

どうやら、
電球ではなく、
ブレーカーが落ちて
真っ暗闇になっているもよう。

夕飯の支度に電気を使いすぎて
ブレーカーが落ちたらしい。

 

 

 

 

 

つづく…