片足が外側に傾き、
無駄に垂れ下がったバックを背負い
肩に掛かる筈のベルトが片方だけズリ落ちて
颯爽と歩く!?

「(今若者の中で流行っているファッションか?)」

イヤイヤ違う!

よく見ると、
左のポックリブーツの踵の外側が
地面と擦れてよく削れている。

そのため、
着地した際に
左足の足首を中心に
外側に傾いているように見えるのだ。

本人は、いつもと変わらず
歩いているようですが、

左腰も下がっているため
腰の回転に左右差が生じている。

その影響で、左のポックリの踵の
外側だけがよく削れているのだ。

そして、腰がお疲れになっているから
背中が丸くなり肩甲骨が開いている。

その結果、
無駄に垂れ下がっているリュックの紐が
左側だけ肩に引っ掛からず
ズリ落ちてしまうのだ。

踵の高い黒のショートブーツ?が
お気に入りなのでしょうが、
踵の外側が削れた靴を履いていると
身体にとっていい事はありません。

この娘?婦人科か?
大丈夫なのだろうか?

股関節は?膝は?
心理面は?運気は?
取り巻く環境は?

これから先?も大丈夫なのだろうか?

仕事柄、先を読み
妙に気になってしまう、

が、

「変態」扱いされてしまうので、
そんな事聞ける訳がありません。

彼女には、残念ですが、
身体の癖を見抜く眼の肥やしとなってもらい、

春先の珍事として
見過ごすしかないのです。

ここで一句

「ポックリの 削れる踵に 桜散る」

お後がよろしいようで。

みなさんは?
桜?散っていませんか?
大丈夫ですか?

正座のメカニズムが
非常に重要な時期になります。

(常に重要ですけど!)

 

 

おわり