葬式は、

残された家族側、
つまり人間界側の都合を考えれば、
単なる儀式です。

主宰する側の
見栄や世間体もあるでしょうし、
残された家族の心の整理にもなります。

では、故人本人にとっては、どうなのか?

死んだ事を自覚してもらう儀式
肉体から離れた事を自覚してもらう儀式、

若しくは、

死んだ後も自分が存在する事を
自覚してもらうための儀式でもある
という事ですね。

これ ↑ 非常に大事で、
成仏の途につくための
大事な第一歩と考えた方が良いでしょう。

ちょっと待って下さいね…

個人的には、ちょっと言い方を
変えさせてもらってもいいですかね?

「死んだ事を自覚させる儀式」
「肉体から離れた事を自覚させる儀式」
「死んだ後も自分が存在する事を自覚させる儀式」

生きている間に、死後の世界について、
勉強する機会があったにも関わらず、
目を背けてきた自分の責任だろっ!ボケッ!
という意味を込めて、
「してもらう」では優しすぎるので、
「させる」にしたいと思います。(^^)

 

では、お墓の事は、
皆さん、
どのようにお考えでしょうか?

これも不思議なもので、
去年、父が死んだ時の話ですが、

最後は、病院で亡くなって、
どういう訳か、
葬儀屋とお墓屋(墓石屋)から
電話がかかって来るんですよねー

「葬儀は?お決まりですか?」

「お墓はお考えですか?」

とか、電話がかかってくるんです。

それも、何社も
かかってくるんですよ。

アレ、不思議ですよねー。

絶対、病院が、
個人情報を業者にタレ流しているとしか
考えられないのですが、
取締りなんか一切ありませんからね。

個人情報保護法案が
ザル法である事を
身内を亡くすと直ぐ実感します。

親族側からすれば
ゆかりのある人への連絡やら何やら凄く忙しいときに
業者から電話がくるだけで迷惑千万なのです。

しかし、葬儀屋や墓石屋にしてみれば
人の死に立ち入る事が
金の成る「機」ですから、
「ここぞ!」とばかりに
丁寧な受け応えを上等手段に
首を突っ込んでくる訳です。

そこで、みなさんは?
お墓は?どうするんですか?

新しく購入するのでしょうか?

それとも、実家の墓に入れてもらうのですか?

どうされるのでしょう?

 

 

 

つづく…