つづき

 

戒名は、

生きていたつい先ほどまでは、
名前や立場(お父さん、お母さん、婆ちゃん等)
で呼ばれていたのに、

死んで戒名を付けられて、
それ以降戒名で呼ばれても
本人にしてみれば、

「何だそれ?」

「誰だ?それ?」

という感じになるのではないでしょうか?

戒名を付けるお坊さん側にしてみれば、
貴重な収入源になりますから、
「そんな事はない!」
と否定されるでしょうが、

亡くなった故人の立場になって
考えれば、答えは自然と出る筈です。

私の場合を例にするならば、

坊さん
「故人は、生涯、武道に携わっておられましたので
『武』の一文字を戒名に入れたいと思います。
ただ、この文字は格が高く少々値が張りまして…」

私が、そんな話を横で聞いていたら、
坊主の頭を張り倒してやりますね。

今のところ、私は、
坊さんにお経あげてもらったり、
戒名を付けてもらう予定は
一切ありませんので、
坊さんの頭を木魚の棒で
引っ叩く事はありませんが(笑)

決して、坊さんが悪いと
言っているのではなく、

死んだら戒名をつけるという
風習が問題なのではないでしょうか。

 

 

 

つづく…