要求がないところに
手を施しても無駄なこと。

色々な身体を診ていると
今年は、梅雨入り前
1〜2週間前後から身体に変調が出ている。

患者の主訴は、

浮腫が取れない
疲れが取れない
スッキリ起られない
身体が重たい
眠たい
蕁麻疹がよく出る

などの自覚症状が多く、
これに加えて古傷が出てくる時季でもある。

 

先日、30代後半の女性と話すことがあった。

話の流れで、
母「小学5年の次女が喘息持ちで…」と、言う。

悪い癖で、そんな話が出ると、
喘息持ちの身体の特徴を教えてしまう。

続けて、

私「子供の身体は母体の影響が大きのですが…」

母「そうですか…私と長女は何も無いのですが、
次女だけが色々と持っていて…
犬アレルギーも持っているんです。
でも、本人は犬が好きで…」

私「呼吸器に特徴がありそうですね!」

母「今、次女には水泳やらせています!」

と、自慢げに話してくれたが、
そこに子供本人の意思は?働いているのか?
心配になった。

水泳をやらせれば喘息が治るという
訳の分からない噂だけで、
当の本人に「水泳がやりたい」という気持ちがあるのか?
心配になった、が、黙っていた。

続けて

母「次女は、学校のプールには入れないんです」

私「ん?何で?」

母「学校のプールは野外だから
暖かい水の所と冷たい水の所があって、
暖かい水のところから冷たい水の所に行くと
全身にすごい蕁麻疹が出ちゃうんです」

私「やっぱり呼吸器の問題かもしれませんね!」

母「そうなんですかー」

と、考えているような?
考えても仕方がないような?
素振りをみせる。

1週間くらい後、
またその母と話す機会があった。

 

 

 

 

つづく…