先日、江戸川区平井小松川地区で
小中学生とその保護者を対象に
武道体験教室が実施されました。

実施要項は、
「日本古来より伝わる武道に触れ、
健康増進を図ると共に、
武道から学ぶ礼儀作法など
精神面での健全育成をも
楽しく体験させる事を目的とする」

と、なんとも役所らしい
素晴らしい大義名分があるようですが、

空手(武道)と柔道(武道じゃない)が
体験できる教室で
私達は空手を担当しました。

体験した後には
正座の重要性の話もしました。

時間がない中での
話になりましたので
いつもよりうまく伝えられなかった事も
あるとは思いますが、

私の感想は…というと…

司馬遼太郎が
「国民精神が無感動体質になるのがこわい」と
次世代に警鐘を鳴らして逝去されました。

今回、参加してくれた子供たちは
低学年の子供が多かったのですが、

空手を体験してもらう中で
整列したり、
周りと距離をとってみたり、
動作を真似してみたり、
と、空手を通して色々体験をしてもらいました。

実は、その全てに、
人間が持っている色々な認識の状態が
観察でるのですが、

例えば、
空間認識であったり、
動作確認であったり、
話を聞ける聞く力であったり、
集中力であったり、

これらの認識の状態が、
今の子供達は
あまりにも未熟である現実が
見て取れました。

 

 

 

つづく…

追伸

武道体験教室とは名ばかりで

柔道は完璧偽物でした!

可哀想なことに
自分たちがやっている柔道が
武道ではない事にすら
気が付いていませんでした。

嘉納治五郎が泣いていますね

 

後述参照!