つづき…

ここで一旦、整理してみます。

太鼓の昔かつて700万年前は、
不味くても消化が悪くても
生きるためにただ食べていた糖質の食材が
200万年前の「火」との出会いによって
人類の命を支えるエネルギー源となっただけでなく、
しかも美味しく食べられる。

これが、人類が初めて知る「食の喜び」
これこそが「食の大革命」と言えるのです。
(現時点では)

さて…

長かったですが、
これから少しづつ本題に
入っていきたいと思います。

 

「火」との出会いにより、
加熱されたデンプンが
祖先にもたらしたものは、
「美味しさの発見」
だけではないのです。

加熱されたデンプンが祖先の身体に
とてつもない大きな進化を引き起こしました。

進化したのは?
身体のどの部分だと思いますか?

どこでしょう?

ヒント

加熱されたデンプンは身体内で糖に分解されて
腸から吸収されてある場所に向かいます。

わかりましたか?

 

答えは…

 

福井大学高エネルギー医学研究センターによって
人体にブドウ糖を注射して確かめたところ
そのほとんどが「脳」に集中するのです。

脳は身体の中で最もエネルギーを
必要とする臓器だからです。

 

 

つづく…