60代女性とだけしておきます。

調子が悪くなると右膝が痛くなる
というのが主訴になります。

身体を調整した後は快調のようですが、
暫くすると振り返すようです。

快調を維持できない

若しくは、

不調になっても自分で
コントロールができない。

「教えた体操をやっていますか?」

と尋ねると、

自信満々に

「やっています!」

と答えるのですが…

「恐らく、的を狙った体操が正確に
できていな可能性がありますので、
実際にやってみましょう!」

と、切り出します。

クライアントさんは、
いつも行なっている体操を
実演してくれるのです。

実際に見せてもらうと、
やはり上手くできていない様子。

要所要所のポイントと
目的を明確にしながら
細かく説明し
誘導していくと

「奥が深いですねー!」
「奥が深いですねー!」

を連発するのです。

当研究所の体操は
ただやれば良いだけの
体操ではなく
手順はもちろんの事、
スピードや力の集め方、
角度やタイミングも
重要になるのです。


「このタイミングで手のひらを返すと
ここに力が集まりますね?」

女性
「全然違うことやってた!」

このクライアントさん、
とても正直な方です。

こういう人は
身体がよく変わります。

今回は、うまく体操が
できていませんでしたが、

勘違いしていたとはいえ
体操を続けていたことで
再び来られたときに
自分の体操が間違っていたことに
気が付けたのです。

こういう人は
体操の精度が
上がっていきます。

間違いなく
上達していくのです。

やはり続けることって
大事ですね…

 

おわり