つづき

転機の理由は、
今の主治医に出会ってからだそうです。

高齢者医療に詳しい今の主治医は、
転倒したふらつきの原因を、
薬の種類の多さにあるのでは?と
疑ったそうです。

(→ここ大事!医療に詳しくなくても
12種類の薬を同時に飲むことが、どのくらい
リスクがあるのか?考えれば分かると思うのだが…)

主治医曰く
「睡眠薬や安定剤を飲んでいたようなので、
もしかしたら、それが原因なんじゃないか?」

(→普通の人でも分かりそうですね)

最近の研究において、
高齢者は薬の種類が増えることで
身体に異常が起こるリスクが
明らかになっているそうです。

(→高齢者じゃない若者でも、多量に薬を服用すれば
ポンコツになるのは想像できると思うのだが…)

薬の種類が6種類を超えると
リスクが高まるそうです。

では、
薬の種類が増えることで
何故?身体に異常が起きるのか?

大きく関わっているのが、
薬を代謝する肝臓や
排泄する腎臓の機能が衰えること
が原因とされている。

薬の種類が少ないうちは
代謝や排泄ができるため
それほど問題が起きないという。

しかし、6種類以上になると
代謝や排泄の機能を越えるため、
薬が身体に残留し蓄積されるという。

結果的に、
薬の種類が増えることで
思いもよらない異常をきたすというのです。

この女性の場合は、
睡眠薬の4種類に原因があったのでは?
と主治医が考えたそうです。

4種類のそれぞれの薬には
ふらつきの副作用があったそうで、
1種類の薬の副作用では少なくても
4種類の副作用が合わさり蓄積されると
副作用の症状が強く出る可能性があるという。

(→理論的には納得する部分もありますが、
もっと複雑な原因や薬の危険性を勘ぐってしまう。
複数の薬を同時に飲むことで、
身体内で化学反応を起こし、より強い
化学物質が作られる事はないのか?
仮にそうなると、肝臓や腎臓により一層
負担やダメージを与える結果になるのでは?
と思われる。あくまで、勘!ですけど…)

つづく…