巨大台風19号の被害を
目の当たりにしました。

台風が過ぎ去って
1週間後の日曜日に
千曲川の決壊現場を
案内してもらいました。

在来線の信濃鉄道と
並行するように流れる千曲川。

いつもは、
信濃鉄道を挟んで千曲川とは
反対の目的地に向かうのですが、

上田駅から田中駅間の
信濃鉄道は運休になっているため
クライアントさんが、ご好意により
車で上田駅まで迎えに来てくれたのです。

新幹線で待ち合わせ場所の
上田駅温泉口に降り立つと
大きくてきれいに整備された
ロータリーには、同じように
迎えにきているであろう車が既に数台
横付けされていました。

迎えがどんな車なのか?
聞いていなかったため、
一台一台、中を覗き込むと
見慣れた顔は無く
迎えのクライアントさんは
少々遅れているようであった。

そんな中、
遅れて1台のスーパーカーが、
(クライアント曰く)
タイヤを鳴らさんばかりの勢いで
人が大勢いるロータリーに雪崩れ込んできたのです。

明らかに注目の的!

パワーウインドウで
開いた窓から大声で

クライアント
「先生!2シーター(席)のスーパーカーで
迎えに来ましたょ!(笑)」

私「確かに!2シーターだけど…」

私「笑…荷台付いてるね!」

クライアント
「カッコイイでしょう!(笑)」

そうです、巷でいう、
「軽トラ」ってヤツです(笑)

地方では、「軽トラ」を
「スーパーカー」として扱うようです。

確かに、地方での軽トラの用途は、
スーパーカーに間違いありません(笑)

これ以上のスーパーカーは
確かに無い!

都心でよく職質を受ける人間を
スーパーカー?で迎えに来た状況に
注目しない人などいないわけがなく、

ロータリーにいる知らない人達の
熱い視線を痛いくらい背中に感じて、

そんな2シーターのスーパーカーで
目的地に向かうまでの道中にある
被災現場を案内してくれたのです。

スーパーカーの車窓からです。

木木の向こう側に
いつもの千曲川が流れているのですが、

木木の手前は、
上流から流されてきた
多くの流木の残骸です。

つづく…