(監督)
よく質問されるんですけど、
「どういうカメラを使ったら良いか?」とか
「キャスティングはどうしたら良いですか?」とか
よく聞かれるんですけど、
「先ず、撮れ!」と言います(笑)
私は、中学生の頃から
山のように駄作を撮ってきた上で、
「カメラをとめるな!」があるので、
先ずは山のような駄作を撮ることが
大事ではないか?と思います。
最初から100点を取ろうとすると
20代前半の私みたいに、
余計なしがらみが生まれたり
嗜好が変わったりして
失敗すると思います(笑)
映画を我武者羅に撮って楽しんだ方が
結果は後から付いてくると思います。
→これも非常に大事ですね!
ブレずに信念を貫く!
急がば回れ!が、実は1番の近道なんですねー
(アナウンサー)
オープニングの
ゾンビシーン37分間のノーカットみたいな
今までの映画の常識からすると、
「上田監督やめなよー!」と
言われると思うんですけど、
そう言われると、逆に燃えるタイプですか?
(監督)
周りの人が「イイねー!」「イイじゃん!」
というのは、もう既に存在して多くあるものだから、
「やめとけ!」「そんなの無理でしょ!」
という事にtryしたいと思っています。
手が届くか?届かないか?わからない事に
みんなで手を伸ばしたいんだと思います。
→常識にとらわれない。
当研究所も正座のメカニズムの世界に
どっぷり浸かっていますので、
普通の人からみれば
変人の世界にいるのかもしれません(笑)
だから、身体の持っている
90%以上の可能性を
引き出せるのかもしれませんね…
狭い常識の目線で生きていくのか?
広い非常識な目線で生きていくのか?
映画の世界と身体の世界は違えど、
行き着くところは
非常に似ているところがあります。
おしまい…
今回の上田監督のインタビューは
ジャンルは違いますが、
色々な意味で考えさせられました。
文化放送くにまるジャパンから抜粋です