すっかり元気になった、
著書でも紹介した古株の猫です。
凍傷になったであろう
引きずっていた左前足が
すっかり良くなった
生粋の野良です。

たまに、元気な顔を見せてくれます。
この日も顔を見せに来たついでに
ご飯をおねだりしてきました。

猫の世界は厳しいです。
縄張りがあるので、
力関係で下になった猫は
他所に追いやられてしまいます。

この若い茶トラに縄張りを
奪われてしまったのですが、
この猫もイイ子なんです。

私が、神社にお参りする間は
足元に付きまとって離れません。

そして、この界隈を取り仕切っている
元締めの通称「ギャング」

面白いのか?可哀想なのか?
立派な口髭を蓄えているように
見える白黒の猫です。

悪そうでしょう?

でも、この猫もみかじめ料(食べ物)
だけ貰えれば悪事を働かない
優しい?ギャングなんです。

このギャングは、
縄張りが広く
広範囲でパトロールしています。

この猫達(まだ他に茶トラの家族が3匹いる)
茶トラが私にまとわり付いているのを
しっかり遠目で見ていて
「大人しくしていればご飯がもらえるかな?」
と、算段しているのです。

期待に応えて
みんなにご飯をあげて
仲良くするように気で伝えるのですが…

最初はいがみ合っていた猫達ですが、
気が、伝わっているのか?
当初、茶トラと凍傷の猫が
ニアミスすると
「シャー!シャー!」
威嚇し合っていましたが、
ここ最近は、お互い、
全然平気なのです。

猫って頭イイですねー

(かなり親バカの領域です…)

この日も私は、
猫のとって
ご飯のATMになっていました。

厳しい自然界ですが
怪我せずに、元気で
生き抜いて欲しいですね…

追伸

この前の台風15号で、
鳥居が倒れていました。

早く修復出来る事を
お祈りいたします

神社にとって
鳥居はとても意味があります。

しかし、自然界に生きる猫達にとって
台風15号など屁のカッパだったようですね…
やっぱり、本能が違います!