コーラスをやっている女性がいます

プロでは無いのですが、
かなり本格的で、

コーラスの活動は、
年に数回、公会堂での発表会があったり
それに向けての合宿があったり
本格的なコーラス活動をされている方です。

その指導をするのが、
大学の声楽科でも教鞭をとった経験をもつ
大先生が指導してくれるらしいのですが、

その大先生がやたら厳しいらしく、

同時期に入団した人や
少し早く入団した先輩の方は
未だに「声の出し方」について指摘されるようで、

自分は?というと、
「あなたはもうイイですね!」と言われ
以前は、頻繁に注意されていたにも関わらず、
最近は、全然注意されないという。

勿論、身体の中心に力を集める
当研究所で
身体に手を入れてからの変化なのですが…

身体の中心に力が集まれば
声量、響き、声質が変化して当然なのです。

それを、コーラスの大先生は
今までの経験上、
大先生なりの感覚で感じるのでしょうねー

だから注意をしなくても
声がよく出るようになった彼女に
太鼓判を押すのだと思います。

ただ、話を聞いてみると…

この大先生

注意の仕方が独特のようで、

「もっと頭蓋骨を開いて声を出しなさい!」

と、言うらしいのです。

皆さん、これ?どう思います?

それを聞いたとき、

ん?頭蓋骨???を開く?

連想したのは、そう
(皆さんと同じ、満場一致で)

マジンガーZのパイルダーオン!

カブと麹?ん??

違うな…

操縦者は、兜甲児
(年代がバレてしまう(゚o゚;;)

その大先生の言わんとしている事は
何となく分かるのような気がするのですが…

なにぶん、
頭蓋骨…開くは…ちょっと…

水木一郎と永井豪がチラつき過ぎて(笑)

声を出すときに、違った意味で
力が入り過ぎやしないか???
と、想像を膨らませてしまったのですが…笑

声を出すお仕事を考えている方、
楽器を奏でたい方は、
音楽関係の方は、

絶対に身体の中心に力を集める方が
有利だし、身体を壊さなくて済みます。

X JAPANのYOSHIKIが
ヘッドバンキングで頚椎に異常をきたし
アメリカで手術をした経緯がありますが、

身体の中心に力が集まっていない状態で
頭を激しく振れば、
覿面(てきめん)に支障が出ても仕方がないのです。

そして、ドラムという腕を激しく振って叩く訳ですから
首が壊れない訳が無いのです。

これは、
身体の本質を知っていれば
難しい事ではありません。

一流のアーティストとは言え
そういったメカニズムを指摘できる人が
側にいなかったのでしょう。

とても残念な事ですね…

天賦の才を持ったアーティストには特に、
その曲を聴くファンや同じ時代を生きる人にとって
本当に身体を大事にして頂きたいものです。

それには…

身体の中心に力を集める=正座のメカニズムが、
身体をも強く強靭にし、
声楽にしろ演奏者にしろ
アーティストとしての才能をも進化させる
最強のメカニズムが不可欠だと思います。

 

一応、付け加えておきますが、
筋肉を付けても無駄です!

力が集まっていない状態で
筋肉をつければ、腕が重たくなる分
破壊の速度が増します。
(打楽器演奏の場合)

「正座から読み解く最強の健康」
の意味が、また少し、
ご理解頂けたかと思います。
(著書参照)

音楽関係者の方で
気になる方は、
当研究所までお問い合わせ下さい。