TVで小指と薬指のしびれを
外科的に手術する方法が説明されていた。

お医者さんの見立ては、

腕の使い過ぎや隔たり疲労による
小指側の指のしびれは、

肘にある尺骨神経の圧迫から
指先にしびれが発症していると考えられるため、
手術でこの神経の束を前側に移動させて、
神経の束に余裕を持たせて症状の緩和を試みるという
手術のようである。

(ふんふん)

軽症の場合は、
手術で治すことが可能のようだが、
筋肉が痩せて重症の場合は、(←ここ大事)
完全に回復させるには難しい場合が多い、
とのこと…

(ふんふん)

時間にして1〜2時間程度で
手術は終わるもよう。

(ふんふん)

小指と薬指がしびれて
少しでも指先の細かい操作がしずらいと感じたら
肘部管症候群の可能性が高いので
神経の障害を止めて回復させるために
早めの医療機関の受診をして下さい…
とのことでした。

(ふんふん)

と、いうのが
お医者さんの見解のようです。

正座のメカニズム的に観るのであれば、
小指と薬指にしびれが出る場合は、

原因として考えられるのは、
背中側の肩甲骨の問題を観ます。

腰が落ちて
肺が落ちると
肩甲骨が外に開いてきます。

開いて流れた力が、
肘や指先の小指側に出てきます。

因みに、
親指側は胸側(前)の問題になってきます。

お医者さんと観立てが同じだったのは、
重症化してくると、
「筋肉が痩せてくる」
という点です。

これは重要ですね…

腕が張っているうちは
まだ良いのですが、
痩せてくると大変です。
(著書参照)

肘の問題で注意しなければならないのは、
稀に肘の違和感が肺ガンからくる症状がある可能性があるので
注意が必要です。

著書の見えない力編で書いた
友人のKが担ぎ込まれた総合病院では、

肘の痛みを湿布で処置していたら
1ヶ月後に肺ガンで亡くなった例があります。

(仕方無いです…10%未満ですから…)

当研究所では、
肘の痛みは、
肩甲骨を寄せることと
肺を挙げることを
考えて対処します。

これらは、正に正座のメカニズムですね…

つまり、身体の中心に力を集める
ということになります。

また、末端である指先に症状が出ているという事は、
それだけ時間が経過していることが考えられるので、
症状の変化をみながら経過を観察することも
大事になってきます。