60代後半、男性としておきます。

前立腺がんは、アメリカでは10年以上前から
男性のガンの中で最も高い発生率となっていて、
日本でも近年急激に増えてきています。

前立腺腫瘍マーカーの数値が良くない
と、いう理由から細胞を採取して
病理検査をすることになった。

検査方法は、全身麻酔で肛門から
前立腺に向けて、針のような細い棒?を刺して
場所を変えて全部で12カ所の検体を採取するという方法。

12本採取するという事は、
12回ブスブス刺されるという事。

その病院は、検査結果を聞く際は、
身内を1人同伴する決まりになっているそうで…

結果は、12本中2本が
病理診断でガンの反応が出たとのこと。

本人の希望で、手術は避け
放射線治療を選択し、
毎日、病院に通っている。

普通の人は、
病院に行って放射線を浴びる以外の事は
何もないし、知らないから何もできない。

しかし、当研究所では、
自分でできる事は、たくさんあります。

この男性の身体を診てみると、
左内股に特徴がある。

「ん???」

もしかして、
検体の12本中2本が、
病理検査でがん細胞が検出された訳だが、
前立腺の左側の2本か?

と、左内股と前立腺のガンのある詳細の場所を
推測する。

本人に確認すると
「どっちだったかなぁ?」
と、あまり深刻には考えていない様子。

次に、検査結果を一緒に聞いていた
奥様に聞いてみると、

「左側!って医者が言ってた。
私、聞いていたから覚えてる。
左側から2本出たって…」

と、断言したのだ。

内股の筋肉の付け根は、
前立腺に近いといえば近いが、
何らかの影響で、左の内股に
その影響が出ていると考えられる。

鼠径(そけい)部には
リンパ節も密集している。

そうすると、
左の内転筋を伸ばすことは、
非常に効果的であると言える。

そして、股関節周りも
重要である事は否めない。

これらは、自分で身体と向き合おうと思えば
誰にでもできる。

このように、
身体の内部の状態は、
医者の検査で診断してもらい、
その影響が出ているであろう隣近所には、
自分で対処ができるのです。

これは、
「まな板の上の鯉」になるか?
鯉にならず自分できる事は自分ですのか?
で、全然違う人生を歩む事になりますよね。
(著書参照)

今回の、前立腺がんによる
左内股の異常は、
残念ながら医者ではわかりません。

これは、
昨日の室井佑月の乳ガンによる表情の異常も
医者ではわからなかったのと同じです。

それを考えると、
大竹まこと!スゴイですね。

正中線の重要性も全く知らないのに、
「お前、右半分顔変だぞ!」なんて
いきなり、オンエアで言っちゃうんだから…

それにしましても、
人間の身体は本当に面白いですねー

生身の身体は、機械ではありませんので、
壊れた部位を取り除けば
終わりって訳にはいきませんねー

腰の落ちている人は、
下関係、
前立腺は要注意ですね…