毎度お馴染み
ザ・ノンフィクション!

今回は、整形飛んでれら?

もとい

整形シンデレラ!です。

容姿にコンプレックスを持っていて
自分らしく生きられない女性が
整形をして人生を変えるという企画。

流れとしては、

エントリー
面接
合宿審査
合格発表
ビフォー撮影
身体にテコ入れ手術
アフター撮影
ファイナリスト選出
グランプリ発表

オーディション(合格発表)を通過すると
整形手術の費用は無料になり、
ガールズアワードのランウェイを歩くことができるほか、
グランプリをとれば、
賞金までかっさらえる企画。

それぞれの人が、
それぞれの事情があり、
TVに顔を出しての出演になる。

その中でも、
私が注目したのは、
20(ハタチ)のコスプレ好きのリオさん。

コスプレをしているにも関わらず、
写真を撮った時の自分の顔が
残念過ぎる…
という理由から、
整形シンデレラに応募したのだが、

彼女、
発達障害を持っているため
現在ニート。

ひとつの事が片付いて一旦終わらないと、
次の事ができないという。

生まれつきの脳機能の偏りにより
社会生活に困難が生じる発達障害の症状が
酷く出たのは中学生の頃。

周りからイジメられた訳でもないのに、
自分は必要のない人間だ!
自分はダメなやつだ!
いない方がマシだ!
と思い込み、
自ら命を絶つことも考えていたという。

その後、不登校になり、
高校も通信制に通うも中退。

実は、リオさん
整形シンデレラに応募した理由が、
他にもうひとつあった。

リオさん
「顔を変えたいということは、
多分、自分を変えたいから…
自分の中身も一緒にかえたかった」という。

このインタビューを撮っているスタッフから
「美容整形で変わるかな?」
と、突っ込まれ、

リオさん
「美容整形をキッカケに
変えることはできるのかな?と思いました。
内面も磨きつつ、手術も受けつつ、
変わっていければと思っている」
という。

そこで、親任せであった食事も
自分で率先して作るようになった…
だが、障害のため、ご飯を炊くのを忘れたりする事もしばしば…

次に、美容整形外科医と
実際に、顔の何処をテコ入れするのか?
を打ち合わせをする。

本人は、
「綺麗になれそう」と笑顔で帰路につく。

その後、
オーディションを通過し美容整形外科医と
整形の打ち合わせまでした彼女だが、
突然、担当医を訪れ、手術を辞退したのだ。

その理由は、
「整形をキッカケに自分を変えることを
考えていたけど、合宿審査に参加させて頂いて
そのキッカケをもう掴んだのではないか?と思う。
整形しなくても変われるかもしれないと思って…」

と、リオさん。

画面が変わり、
富士山をバックに砂浜を歩くリオさん。

その砂浜に打ち上げられた流木に腰を下ろし、
恐らく、このインタビューを撮っている
意地悪なスタッフに、聞かれたのでしょうねー

スタッフ
「折角チャンスを手にしたのに後悔はしないですか?」

リオさん
「後悔なんか生きているうちしかできないので…
後悔したとしても私はそれでよかった思えるように
これからをしていきたいと思っています」

と、答えたのです。

発達障害でありながらニートの彼女から
こんな悟ったようなセリフが出てくるとは、
本当に驚きました。

リオさんは、
顔に主体性を定めたのではなく、
内なる自分に主体性を定めたのだ…
何とも奥深い!

人は困難と共に成熟していくものである。
困難無くして成熟はあり得ないのだ。

この、整形飛んでれら!の企画
唯一感動した場面でした…

他はにも、何人か、
参加されている方はいましたが…
まぁー
他は、単なる整形飛んでれら!だったような…

追伸

リオさんが、

顔の何処にテコ入れをするのか?を
美容整形外科医と打ち合わせをした後、
クリニックを出て夜道を帰る後ろ姿…

そして、富士山バックに砂浜を歩く姿…

の、腰が落ちているのよねー

腰を入れてほしいなぁー

もったいない!

当研究所の見解としては、
腰入れて頑張ってほしいですねー
必ず変わって、道は開けるはずです!

応援したいですね…

運気をも味方につけたい方は
当研究所までご連絡を…