クライアントと初めて向き合う際は、
言動や挙動や仕草、身体から出る
全てのものに注意を払い全てを洞察する。
今回の主演は、
50代女性
小柄な方
初めて対面した際は、
色々と感じるものがあった。
1stインプレッションが
当たっているか?否か?は
何回か会う機会を重ねれば、
自ずと答えは見えてくる。
例えば、
誠実なのか?
楽観的なのか?
「考える力」は?
風評に踊るタイプなのか?
などなど
それらを踏まえて
どのような人生を歩んできたのか?
2、3回会うとその方向性が見えてくる。
今回の方は、
毎年、健康診断でマンモグラフィーを
受けていたのにも関わらず
今年の検査で7cmのガンが見つかって
右側の乳房を全摘したという。
リンパ節にも少し転移がみられたので
リンパ節も取り除き、医者が言うには
ステージ3の乳ガンということらしい。
依頼内容は、術後の予後を
診てほしいということらしいのだが、
病気が大ごとなだけに、
どの程度?本気なのか?
それに加え、
どの程度の「聞く力」を持っているのか?
とても重要になってくる。
当研究所のコラム通の人であれば
既に分かっているであろう「聞く力」は、
「考える力」に直結してくる。
医者と同じ目線で
同じ見解が聞きたいのであれば
主治医に聞くなり、
他の医者を訊ねるなり、
自分で調べれば良いのだが、
医者とは違う他の方法を選択するのであれば、
それなりの「聞く力」と「考える力」が
必要になってくるのは必然である。
当研究所に来るのであれば
今までのコラムにも記した通り
身体のメカニズムを理解しておいた方が
断然、その効果が高くなる。
これも、当然である。
つづく…