いつもコラムを描いている店がある。

コラムでは何度か登場している店だが

行きつけの飲み屋で、
店内は、壁に向かって一人飲みをするような
席の配置になっていて、

コラムを書くには
作業しやすい空間であるため
私のお気に入りだ。

この日もアルコールという
エネルギー?を注入しながら
コラムの作業を行っていた。

キリのいいところで店を出て、
友人と待ち合わせの次の店に向かう。

30人くらいは入るであろうか
大きな中華屋に向かう。

ここも行きつけだ。

この中華屋、以前は味がイマイチで
評判も悪く、集客数も少なかったが、

ここ最近、厨房に革命が起きたのか?
味が非常に良くなり、
客足が絶えない店と変貌した。

厨房では、大柄な男達が鍋を振るう。

3人、4人はいるであろうか。

それ加え、
できた料理を運ぶフロアが
1人か2人いる。

コイツらも力士のように大柄で、
私が当たり負けしそうな身体付きをしている。

そんな中華屋に突入すると、
合流する筈の仲間が既に店内にいた。

両親の身体について
相談したいことがあるという。

律儀な奴で、
予定時間よりも早く来て
席を確保してくれていた。

この店は、1番奥に
小上がりの座敷が一間ある。

その座敷の手前の
テーブル席を確保してくれていた。

乾杯を済ませ
料理をオーダーし
本題の話をしていると、

入り口の扉が開いたと思ったら
大きな声を張り上げて、
店内に走り込んでくる人の気配がした…

 

 

 

 

つづく…