2日目
一夜明けた朝、
前日よりも痛くなっているような気がした。

イヤ。確実に痛くなっている。

これは、
患部を修復するにあたり
必要な血液が「熱の力」によって
更に患部に集結し、
必要に応じて痛みが増しているのです。

そんなメカニズムは、
頭では分かっていても
それにしても痛い。

では、「冷やせば良いのでは?」
という意見もあるかもしれませんが、
修復するには、どのみち『血液の流れ』が
必要になってきます。

新鮮な酸素を運んでくれるk
血流なくして修復はできない。

冷やして血管を収縮させ
血流を制限すれば
痛みは和らぐかもしれませんが、

血流を制限することで
修復に時間がかかってしまうのです。

そのため、二時的、三次的な
不具合が出る可能性も否定できません。

また、怪我をした2日目は、
怪我をした当日よりも
酷くなるのは相場です。

分かってはいるが、
それにしても、
腹が立つほど痛い。

歯を磨くのにも
顔を洗うのにも
朝の精神統一時に行う所作にも
その都度、その都度、
激痛が走る。

怪我をした時は、
ストレス無く動かせる身体の大切さが
否応なしに身に染みる。

やはり、
怪我や病気は
その時に、何に
気付き?目覚め?悟るか?が
深層心理に含まれている事は
否定できない。

それもこれも
分かってはいるが、
それにしても、
腹が立つほど痛い(笑)

本当に痛いんですよ!

普段の稽古メニューであれば
何なりとこなせた筈が、
何の気無しに行った動作で
身体を痛める。

これも加齢によるものか?
と、考えながら、
時間があれば「熱の力」を利用して
改善を試みる。

3日目…

 

 

つづく…