守秘義務がありますので、
60代男性、Yさんとだけしておきます。

東の横綱(著書参照)の紹介で
来られました。

東の横綱というと
本を読まれた方はご承知の通り、
模範とは言い難いクライアントさんです。

その人の紹介となると、
波長の法則から考えれば警戒レベルが、
色々な意味で必然と上がる。

チャイムが鳴り、玄関で出迎える。
立ち姿を見た瞬間に、
身体の特徴を読み解く。

私「あぁぁ(腎臓と泌尿器、系に問題ありだ!)」

仰向けから身体を診せてもらう。

足首が硬く
股関節も硬い
身体の回転も悪い。
左右の季肋部が異様に硬く、
背骨はマイナス適応しているのか?
触っても何も感じないという。

私「肝臓が良くないですね。採血したら数値に異常が
出てしまうかもしれません。お酒は飲まれますか?」

男性「毎日」

私「美味しいお酒を長く飲みたいなら
休肝日を作った方が良いですね。」

男性「少しにしてもダメですか?」

私「ダメです」
「左側の胃袋も、異様に硬いですね」

男性「そうですか…」

その流れで、肺の急所で手が止まる。
捉える。

男性「響きますね…痛いです」

私「ここは肺のところですね」

男性「そう…なんですか…」
呼吸を詰まらせながら話す。
手を緩めると同時に大きな呼吸が誘導され、
一息ついたと思ったら、

男性「実は、私、ガンを3回やっているんです」

私「そうですか…」

男性「15年前に胃ガンで全摘、
10年前に左の腎臓をガンで全摘、
5年前に左側にある肺1つをガンで全摘しました」

私「生命力ありますね。まだやらなければならない事があるんですね?」

男性「ハハハ…そうなんですかねー」

私「Yさんの身体は、水掻きのところが特徴的です。
そこを変えていくようにした方が身体が楽になりますよ。
体操を教えますのでしっかりやって下さい」

男性「変わりますか?」

私「真面目にやれば変わります」

男性「ちょっとやってみるか…」

私「やった方が良いでしょうね」

(水掻きって何ですか?カッパじゃあるまいし…)

人間にも水掻きがあるんですよ…
指の股とか、脇の下とか、内股の付け根とか…

ここは大事ところです。
硬くなってくると大事を起こします。

この男性、全ての水掻きが異常でした。

実は、先読みすると、
大腸と膀胱、前立腺も気になる…
真面目に体操をやってくれる事を願う…

次、厄介なもの出来たら
面倒ですからね〜

追伸

有名な大学病院で3回手術したようですが、
そこの大学病院の方針は、ガンが出来たら全摘だそうです。
一部分退けて残すとか、その部分だけ退けるとかしないみたいです。
「出来たら全摘だ!」って言ってました。

病院によって方針も色々なんですね。