臨死状態に陥った人は、
その間、安らぎや解放感を覚えたり、
強烈な光を感じたりするようですが、
いずれも不快な現象ではありません。
そのため、
「死は、ただただ恐ろしいものではないのかも」
という安心感が芽生えるのです。
(→死は隣の部屋に移るようなものです。
そして「死」は決して悪い事ではありません!)
しかも、
「あの世」に行った霊魂は
「現世」と完全に断絶してしまうわけでもありません。
これは私事になりますが、
私はかつて亡くなった母の霊と
会話する貴重な体験をしています。
私の母は’07年、
独居先のアパートで亡くなったのですが、
その2年後、強い霊能力を持つ知人女性のBさんから
「お母様があなたと話したがっている」という連絡をもらい、
迷った末にBさんを霊媒として、
母と交信を試みたのです。
結果からいうと、
母との交信は圧倒的な体験でした。
様々な会話を交わしながら、
私は確かに目の前に母がいるのだと
感じざるを得ませんでした。
以来、私はあの世は
決して遠い場所ではないのだと
感じるようになりました。
(→隣に部屋に移るようなものですからね〜)
では「現世」と「死後の世界」は
どのような関係にあるのでしょうか。
私なりの考えでいうと、
我々の生きている世界は
いわば競技場のようなものです。
私たちはこの競技場の中で、
人生という苦しい競技に参加し、
お互い競い合っているわけです。
その中で、「あの世」はいわば
競技場の観客席です。
観客席と競技場の間には
マジックミラーがあって、
こちらから向こうは見えないが、
向こうから私たちの様子を見ることはできる。
やがて競技が終わると、
つまり肉体的に死ぬと、
私たちは霊魂となって
観客席へと移るのです。
そして、
もう少し競技をしたいと思う人は、
競技場の中に戻るように、
再びこの世に生まれ変わることが
できるのだと考えています。
(→上手く表現しましたね)
間もなく、東日本大震災から2年が経ちます。
(→9年前の記事になりますので時系列に注意です)
私は、日本人の死生観は3・11を境に
大きく変わったと感じています。
災害が起こる前まで、
私たちは「人は必ず死ぬ」という
真理を忘れていました。
(→勘違いしているタコが多いですからね〜)
しかし…
つづく…