この日は(発熱から2日目)、
全く食べ物を摂らなかった。
この日のミッションは、
予定通り仕事をこなし、
隙あらば横になって身体を休めていた。
この間、
他の人とも普通に接する。
帰宅して、検温するが
8℃後半である。
それにしても、怠いし、重い。
9℃目前であるため仕方がない。
大したことない熱であれば
身体への負担はほとんど感じない私だが、
今回はちょっと様子が違う。
まだまだ、
破壊が起きる感じが
熱っぽい身体から感じとれた。
身体が破壊を要求しているのだ。
そう。
「進化」するには
絶対「破壊」が必要なのだ。
「進化」と「破壊」はセットである。
巷の「破壊」無くして
「進化」だけを求める風潮こそが
非科学的な「猿」の所業である。
食欲がないということは、
身体のエネルギーを枯渇させて
極限の状態にしてから、
身体の生きる要求を引き出し、
進化した身体を手に入れるための
身体の働きである。
頭では分かっているが
自分の身体とはいえ少々不安になる。
しかし、
身体の要求でエネルギーを枯渇させることなど
いつでも体験できることではないので、
不安でもありながら、少々、優越感もあった。
つづく…