手術から1週間後、
この男性は、
既に退院していた。

54歳男性
「おかげさまで、(腎臓を)摘出しなくて済みました。
手術方法が変わって…」

全摘すると言われていたが
がんの部分を取り除くだけですみ
5日で退院することができたとか。

54歳男性
「(医者に)数値も順調だから金曜日に退院ねって言われて、
1ヶ月くらいの荷物を持ち込んでいたので、
まさか、4泊5日になると思わなかったから、
自分でもビックリして帰ってきた感じです」

と、嬉しいそうに笑顔を振り撒きながら話す男性。

手術前に遺影写真を撮ったことを、
こうなった今、どう?思っているのか?というと

男性
「逆にあれが出発になったのかな?
(首を傾げながら)出発という言い方が、
イイのか?よく分からないけど…
ひとつ気持ちの中で区切りつけて、
(遺影写真が)できあがって、
手術受けて…
本来であれば、
写真を撮らなければ、
悶々としながら手術を受けていた
感じだったと思う。
人生を謳歌している時の一枚(の写真)は
パワーもらえた感じがします」

と、にこやかに話す。

一時は、覚悟を決めていたこの男性も
2週間後には仕事に復帰するという。

何か?写真がキッカケになっているような?
写真に不思議な力があるかのような?
感じがしますね。

 

 

 

 

つづく…