うつ伏せの状態で
体操する前と、した後の変化を
本人にも感じてもらい確認してもらった後、

私「それでは、立ってみましょう」

1番最初にみた、
後ろからの首の付け根と
肩の位置を確認してみる。

これは、未だ、
本人の感覚だけでは
確認するのが難しいので、

最初に一緒に確認した
お父さんに確認してもらう。

私「肩の位置は、どうですか?」

お父さん「(左右)同じになっていますね」

私「首元(の付け根)は?どうですか?)」

左右の首元を触りながら

お父さん
「硬さは、ほとんど左右差無いし、
盛り上がっていたのが消えている」

下半身の体操だけで歪み全体が
変化したことを確認してもらって、

最後に、身体の中心に
力を集める体操をして終了!

身体の関連性を紐解くことができれば
難しくは無いのですが、

何で?足を伸ばしただけの体操で、
首や肩が変化するのか?

摩訶不思議の出来事に
糠喜びにならぬよう
最後にしっかりと念を押します。


「背中は、熱の力で、蒸しタオルを
行って下さいね!」

終盤になると、
出掛けていた妹さんも加わって
家族団欒のごった返し状況になりましたが、

そんな和気藹々の状況で育った
素直な身体が、少しの刺激で
身体の全ての歪みを解消させてしまう
良い身体を作りあげたんだなぁ〜と

身体を通しての人生家族模様が
垣間見ることができた臨床でした。

では、今回のケースのように
同じことをやっても
なかなか変わらない身体は?
どういうことなのだろうか?

色々と原因は考えられるのでしょうが…

どうせなら、
少しの刺激で身体が大きく変化する
素直な身体でありたいものですね!

また、その方が生きていくのに
色々な意味で『楽』です。

これは、
誰が何と言おうと断言できます。

みなさんの身体は?

どんな感じでしょうか?

 

 

追伸

 

今回のケースのような場合、
医者なら
どう対処するのでしょうか?

また、事あるごとに
安易な薬に頼っている身体と
これから先、どう違っていくのか?

考えてみて下さい。

 

背中の痛めたところを
手を加えず、「熱の力」で
対処させたのも、実は、
意味があるのです。

それは、
身体の自力をあげるため。

その場限りではなく、
これから先の身体の自力を
読んで施すのです。

基本中の基本ですね。