ある朝、
自転車に乗っていると
何だか乗り心地に違和感を覚える。

自転車の後輪のスポークを
一本一本、自分で調べてみた。

結構、折れていることがあるのだ。

折れているのに気が付かず
乗り続けていると、
車輪のバランスが崩れて
車輪が歪み、
乗りづらくなる。
前にも進みにくくなる。

普通の自転車は26インチだが、
私の自転車は27インチ。

決して、
足が長いという訳ではありません。

単なる、見栄です!

車輪が大きいと
スポークも長くなるので
衝撃に対してモロくなる。

最近の27インチは
強化された
太いスポークの自転車も
出ているようだが、

私の自転車は
古いので太くはない。

だから、長い分、
折れやすくもなる。

そのため、時々、
自分で触ってチェックする。

この時は、案の定
後輪のスポークが
2本折れていたのを確認。

スタンドを立てて
後輪を回してみると、車輪が
波打つように歪んでいるのがわかる。
そして、回転が悪い。

ブレーキがかかっているように
すぐに止まってしまう。

その日の夕方、
バイクと自転車を扱っている
行きつけのHオートに向かった。

以前、コラムでも書いたが
自転車の量販店には行かない。

量販店では、
経験も資格も無いアルバイトが
販売修理を行っているため、

普通なら何百円の修理代で済む故障を
何千円も掛けて大袈裟に修理する。

詐欺まがいの営業方針だ。

場合によっては、しつこく
自転車の買い替えを勧められたりするので、
時間の無駄になるし、
気分も悪くなるし、
詐欺店員をクソミソに
罵倒するエネルギーが勿体無いので、
私は量販店には絶対に行かない。

以前も、
スポークが1本折れたとき、
量販店に行った際、

量販店ボッタクリ店員
「後輪をはずして修理しなければならないので、
3000円かかります」

と言われ、


「いやいや、私の自転車は引っ掛けるタイプだから、
はずさなくても修理できる」

と、言うと

ボッタクリ店員
「それでは、車輪の歪みがなおらない」

と、詐欺師同然の屁理屈をこく。

納得がいかず、その足で、
今回と同じHオートに行って
ボッタクリ店員の詐欺屁理屈を伝えると、

Hオート社長
「そんな事ないよ!」と言って、

車輪は取りはずさず
折れたスポークを取り替えて
車輪の歪みを調整して
直ぐに修理できた。

そして修理代は、300円。

 

 

 

つづく…