さまよえる霊との対話より掲載。

つづき…

『スピリット
「ひどい暗闇です。
もう、ずいぶん長い間この中にいます」

博士
「いいですか?
“死”というものは存在しないのです。
地上で始まった生命は、
肉体の死後も続くのです。
そして、そのスピリットの世界では、
人のために役立つことをしないと
幸せになれないのです」

スピリット
「確かに、私の生活は
感心しなかったと思います。
自分のためにだけ生きておりました。
楽しいことばかり求めて、
お金を使い放題使っておりました。
このところ、
自分が過ごした生活ばかり
見せられております。
見終わると真っ暗闇になります。
それはそれはひどい闇です。
過去の生活の一つ一つの行為が目の前に展開し、
逃げ出そうとしてもダメなのです。
ひっきりなしに付きまとって、
なぜこんなことをしたのかと責め立てます(注)。
確かに、今思うと、
わがままな選択ばかりしていたことが分かります。
ですが、後悔先に立たずで…..」

(注)守護霊を含む高級霊が意図的に行うもので、
反省と会心の余地のある霊に限られる。』

 

 

 

つづく…